2012年7月19日木曜日

東京工業大学 2012.7.3 目黒区大岡山2‐12‐1
東京工業大学の神田学教授を始め東工大から5名、会から4名の計9名で会談が行われた。
神田学教授 東京工業大学大学院理工学研究科国際開発工学専攻。
都市の大気圏、水圏、陸圏における水・エネルギー・物質交換過程の解明を行っている。都市の温暖化は地球温暖化の5倍の速度で進行しており、集中豪雨の増加・淡水の温度上昇・生物種の変化など安全安心快適な都市生活が脅かされている中、先進的な実験装置や技術を駆使し、都市の乱流解析やゲリラ豪雨解析など次世代の都市環境研究を切り開いている。地球温暖化やエネルギー問題の解決に向けて研究を重ねている。環境エネルギー機構参照
めぐろと生きる水の会の湧水調査結果の有効利用、水の研究など、会の趣旨、目的、在り方ついて述べた。会の活動から東大の駒場池の水質について変色の原因解明や羅漢川跡の非常時の際の利用調査、東山貝塚公園の歴史的背景と文化についての研究など広範囲に渡り話し合いがもたれた。会の基本である湧水保全、水の大切さを湧水調査を通じて交流を深め今後の活動について協力し合っていくことを確認した。



2012年7月15日日曜日

天候異変
このところ日本の夏は異常に暑い。熱中症対策第1で節電・省エネの文字はかすんでいる。
現在の地球は過去1300年で最も暖かい。日本の平均気温は1898年明治31年以降100年あたりで約11℃上昇している。日本の気温上昇は世界平均に比べて大きく、日本が地球温暖化による気温の上昇率が比較的大きい北半球の中緯度に位置しているためと考えられている。熱帯夜や猛暑日は増え、冬日は少なくなっている。1日の降水量100ミリという大雨のに数は長期的に増える傾向にあり、地球温暖化が影響してる可能性がある。地球温暖化は平均的な気温上昇だけではなく、異常高温や大雨・干ばつの増加など様々な気候変化を伴う。水・生態系・食糧・沿岸域・健康などに影響が生じると考えられる。
最近の暴風雨で街路樹が倒れる被害が出ている。大木が倒れると周辺に及ぶ影響は大きく交通渋滞や、人身事故に繋がりかねない。全国では樹木医の診断を受けた結果、不健全と呼ばれた木を伐採する方向にある。被害や事故が起きてからでは遅いという訳だ。
ソメイヨシノの発祥地とされる豊島区駒込では昨年台風の影響で桜の木が1本倒れた。倒れた木の並木の72本を調べ31本の桜のうち12本が不健全と診断された。区は伐採予定だが地元住民から不満が出ている。区では今冬、地元の町内会長に9月までに伐採する方針を伝えたが、ほとんどの住民に周知されていなかった。駒込の桜は南側に山手線が走り、危険が分かっているのに放置はできないという区に対し、住民は桜伐採に反対しており、説明を求めている。これ以上の説明などあるのかと疑問ではあるが日本人の桜に対する思い入れは半端ないものの表れというものだろうか。
この問題はコミュニケーション不足以外なにものでもない気がする。反対住民は危険な木の伐採をただ反対しているのではなく、置き去りにされた地域住民への行政の姿勢を問っているように感じる。就職活動で必要なものはコミュニケーション能力といわれるが、みんな忘れて行くのでしょうね。


地球サミット リオ+20 part3
環境と開発の両立を目指す「グリーン経済」を掲げた国連持続可能な開発会議は「我々が望む未来」を採択して閉幕した。
先進国が経済のグリーン化を急ぐのは中国やインドなどの新興国が急成長を続けると深刻な食糧不足や資源枯渇が避けられなくなるからである。途上国新興国は先進国主導で進むグリーン化に経済の成長の制約になると警戒している。化石燃料などを先に使って発展した先進国がまず浪費を改め資金や技術を積極的行うべきだと強調した。結局双方の主張は平行線とたどり、グリーン経済は余裕のある国が自主的に取り組む選択肢となった。
ブラジルの先住民の話では持続可能とは自然環境を壊さずに利用し自然と共に生きるということ。1992年にはこの考え方を共有したはずなのに川の汚染や森林伐採など状況は悪化しているという。先住民の文化に配慮が足りないと思い参加した人たちは現実に基づかない議論ばかりと嘆く。首脳が集まる本会議場と先住民やNGOが集まる会場が数十キロも離れていることがそれを象徴していたようだ。
環境保護経済成長を考えない国などない。しかし、それぞれの立場で考え方は全く違ってくる。何事も結果がどうであれ人は経験し、その状況におかれて初めてわかるものである。
持続可能な世界への道筋をどう描くか国際社会の知恵と努力が試される。金融危機は永遠に続かないが環境問題は永遠の課題だ。