2012年7月15日日曜日

地球サミット リオ+20 part3
環境と開発の両立を目指す「グリーン経済」を掲げた国連持続可能な開発会議は「我々が望む未来」を採択して閉幕した。
先進国が経済のグリーン化を急ぐのは中国やインドなどの新興国が急成長を続けると深刻な食糧不足や資源枯渇が避けられなくなるからである。途上国新興国は先進国主導で進むグリーン化に経済の成長の制約になると警戒している。化石燃料などを先に使って発展した先進国がまず浪費を改め資金や技術を積極的行うべきだと強調した。結局双方の主張は平行線とたどり、グリーン経済は余裕のある国が自主的に取り組む選択肢となった。
ブラジルの先住民の話では持続可能とは自然環境を壊さずに利用し自然と共に生きるということ。1992年にはこの考え方を共有したはずなのに川の汚染や森林伐採など状況は悪化しているという。先住民の文化に配慮が足りないと思い参加した人たちは現実に基づかない議論ばかりと嘆く。首脳が集まる本会議場と先住民やNGOが集まる会場が数十キロも離れていることがそれを象徴していたようだ。
環境保護経済成長を考えない国などない。しかし、それぞれの立場で考え方は全く違ってくる。何事も結果がどうであれ人は経験し、その状況におかれて初めてわかるものである。
持続可能な世界への道筋をどう描くか国際社会の知恵と努力が試される。金融危機は永遠に続かないが環境問題は永遠の課題だ。


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