このところ日本の夏は異常に暑い。熱中症対策第1で節電・省エネの文字はかすんでいる。
現在の地球は過去1300年で最も暖かい。日本の平均気温は1898年明治31年以降100年あたりで約11℃上昇している。日本の気温上昇は世界平均に比べて大きく、日本が地球温暖化による気温の上昇率が比較的大きい北半球の中緯度に位置しているためと考えられている。熱帯夜や猛暑日は増え、冬日は少なくなっている。1日の降水量100ミリという大雨のに数は長期的に増える傾向にあり、地球温暖化が影響してる可能性がある。地球温暖化は平均的な気温上昇だけではなく、異常高温や大雨・干ばつの増加など様々な気候変化を伴う。水・生態系・食糧・沿岸域・健康などに影響が生じると考えられる。
最近の暴風雨で街路樹が倒れる被害が出ている。大木が倒れると周辺に及ぶ影響は大きく交通渋滞や、人身事故に繋がりかねない。全国では樹木医の診断を受けた結果、不健全と呼ばれた木を伐採する方向にある。被害や事故が起きてからでは遅いという訳だ。
ソメイヨシノの発祥地とされる豊島区駒込では昨年台風の影響で桜の木が1本倒れた。倒れた木の並木の72本を調べ31本の桜のうち12本が不健全と診断された。区は伐採予定だが地元住民から不満が出ている。区では今冬、地元の町内会長に9月までに伐採する方針を伝えたが、ほとんどの住民に周知されていなかった。駒込の桜は南側に山手線が走り、危険が分かっているのに放置はできないという区に対し、住民は桜伐採に反対しており、説明を求めている。これ以上の説明などあるのかと疑問ではあるが日本人の桜に対する思い入れは半端ないものの表れというものだろうか。
この問題はコミュニケーション不足以外なにものでもない気がする。反対住民は危険な木の伐採をただ反対しているのではなく、置き去りにされた地域住民への行政の姿勢を問っているように感じる。就職活動で必要なものはコミュニケーション能力といわれるが、みんな忘れて行くのでしょうね。
0 件のコメント:
コメントを投稿