2012年8月21日火曜日

ジャーナリスト 山本美香氏
シリアの北部の主要首都アレッポ人口200万人で取材中銃撃を受け亡くなった。
世界中で紛争が行われているが、現在一番激しいといわれているアレッポでは政府軍と反体制派武装組織による戦闘が激化し反体制派側の案内で取材中、政府軍に銃撃された。
シリアの内戦は宗派対立である。政府軍と呼ばれるシリアのアサド大統領はイスラム教のアラフィ派に属し、アラフィ派は国民全体の2割しかいないが様々な面で優遇されている。国民の7割はイスラム教スンナ派で反体制派と呼ばれる。アラフィ派の人々はこの内戦で政権が代わるようなことがあれば虐げられる存在になるのは確実で、必死に抑え込もうとしている。
誰かが伝えなければいけないという使命に駆られ、シリアでは今年になって既に10名の海外ジャーナリストが亡くなっている。
気丈にインタビューに答える父は娘を戦争ジャーナリストではなくヒューマンジャーナリストであるという。内戦の銃撃戦を伝えるだけではなく、周りに住む女性や子供を中心に現状の悲惨さを世界中に発信する尊い仕事は大事なことだが、死んでしまっては何にもならない。
人は皆生まれた瞬間、誰かのために生きていく。
私たちは世界中から発信される様々なことに目を向け、自分が置かれている環境を見つめなおしていかなければいけない。
山本美香さんは「ただいま」の言葉もなく、静かに家に帰ってくる。     おかえりなさい。

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