高校生が選ぶ直木賞
フランスの「高校生ゴンクール賞」を参考に明治大学の伊藤氏貴准教授が企画したものである。フランスで最も権威あるゴンクール賞にちなんで地方の高校教師が「高校生ゴング―ル賞」を考案し、今では受賞作が本家より注目されている。
日本では147回直木賞の候補作を読み比べ選考した高校生直木賞である。
選考は本家と同じ9人で岩手県立盛岡第四高校文芸部の1・2年生が部室で原田ハマさんの「楽園のカンヴァス」を選んだ。この選評が面白い。全国高校文芸コンクールで毎年上位を占めている高校だけあって、どれだけ本を読んでいるのだろうと思う、只者ではない感じだ。選考会の模様は「三田文学 春季号」に掲載される予定。
何かを評する時、一番の基準は好きか嫌いかにあると思う。その人の経験や環境にも左右される。ものを書く行為は作家の思いが相手に伝わればいい。ビブリオバトルに加え、活字離れは進まない気がする。
第147回芥川賞は鹿島田真希さん「冥土めぐり」、直木賞は辻村深月さん「鍵のない夢を見る」
本のことを書くといつも2011年に小松左京さんを宇宙に送る会に参加した時のこと思い出す。地球環境の先見の明に改めて感心する。
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