2012年9月22日土曜日

Ig Nobel Prize イグノーベル賞
1991年創設。人々を笑わせそして考えさせる研究に対して与えられる賞。ノーベル賞と違い故人の業績に対しても贈られる。
今年で22回目。着眼点+発想+共感+ユーモラス+くだらない。ハーバード大学で行われる授賞式では賞金はなく授賞式に出席するための旅費滞在費は自己負担。副賞は毎年趣向を凝らしたチープな商品。運営費のほとんどは入場券収入で1枚20ドル1000枚が売り出される。
日本人受賞
1992 医学賞    足のにおいの原因となる化学物質の特定
1995 心理学賞  ハトを訓練してピカソの絵とモネも絵を区別させることに成功
1996 生物多様性賞 岩手県の岩石からミニ恐竜、ミニ馬など1000種以上のミニ種(0.3mm以下)の化石を発見
1997 生物学賞  人がガムを噛むときガムの味によって脳波はどう変わるか
1997 経済学賞  たまごっちにより数百万人分の労働時間を仮想ペットの飼育に費やせたことに対して
1999 化学賞   夫のパンツに吹きかけることで浮気を発見できるスプレー「Sチェック」を開発
2002 平和賞   犬語翻訳機「バウリンガル」の開発によってヒトとイヌに平和と調和をもたらせた業績
2003 化学賞   ハトに嫌われた銅像の化学的考察からカラス除けの合金を開発
2004 平和賞   カラオケを発明、人々に互いに寛容になる新しい手段を提供した業績
2005 栄養学賞  34年間自分(ドクター中松氏)の食事を撮影し食べたものが脳の働きや体調に与える影響を分析
2007 化学賞    ウシの排泄物からバニラの香り成分「バニリン」を抽出
2008 認知科学賞 単細胞生物の真正粘菌にパズルを解く能力があったことを発見
2009 生物学賞  ジャイアントパンダの排泄物から採取したバクテリアを用いると台所の生ごみは質量で約90%削減できる
2010 交通計画賞 鉄道網など都市のインフラ整備を行う際真正粘菌を用いて輸送効率に最適なネットワークを設計
2011 化学賞   火災など緊急時に眠っている人や視聴覚障害者を起こすのに有効な適切な空気中のわさびの濃度発見と匂いによるわさび警報装置の開発
2012 音響賞   自分の話した言葉を少し遅れて聞かせることで喋りすぎを妨害する装置「スピーチジャマー」を発明
*2010受賞者は2008の研究を継続したもので2度目の受賞。
*1994地震はナマズが尾を振ることで起こるという説の検証について気象庁が物理学賞を受賞したが受賞理由の報道が誤りと判明し歴代リストから削除され、受賞は撤回された。
*スピーチジャマーに関して聞き上手な人は無用の長物といい、お喋りの人は必需品と思っていることが可笑しい。
海外の受賞例
・植物にも人間同様尊厳がある
・ノーベル賞とオリンピック出場者からのみの提供を受ける精子バンクの発展について
・円盤投げは目が回りハンマー投げ選手は目が回らないのはなぜか
・子供は大人が気味悪く感じるのを好むという調査から青色のゼリー菓子を開発、ヒットした業績
・同じ食べ物でも名前の聞こえが良い方がおいしく感じる
・イヌに寄生するノミはネコに寄生する個体よりも高く飛ぶことができる
・大量の糸や髪の毛は外部要因がなくても必ず絡まる
・コカコーラの避妊効果
・呪いや罵リの言葉を吐くと痛みが取り除かれる
・細菌が科学者のあごひげにしがみついている
・砲術訓練で実弾を使用せず代わりにバーンと叫ぶことにしたことによる節約と平和と静けさへ貢献をしたイギリス海軍に対して
・生きたカエルを磁気浮上させたうえに、力士の磁気浮上にも成功。受賞者のガイム氏は2000イグノーベル賞に続き2010ノーベル賞も受賞した史上初の人物。

国語に関する世論調査 2012 2~3月 3474人中2069人回答
文部科学省の外局の文化庁が国語(日本語)施策の参考とするため現代の社会状況の変化に伴う日本人の国語意識や理解の現状について2005年(平成7年度)から毎年実施している世論調査である。調査対象は全国の16歳以上の男女約3500人で有効回収数2000を目標に個別面接方式で行う。日本語の特徴で敬語、慣用句、熟語などの誤用や認知度について調査する。ら抜き言葉や二重敬語、省略形、謙譲語+尊敬語、過剰敬語などの誤用が目立つという。漢字を正確に書く力が衰え、手紙やはがきはあまり利用しなくなったと答えた人は半数以上に及ぶ。敬語を使いたいと思う人は90%。公共の場で周囲の人に一声(すみません、失礼しますなど)かける人は増加。礼儀正しい人が増えたということである。
言葉は生き物でその時点で文法に照らして間違っていたとしてもその言い方を使う人が増えて社会的に承認されて行けば良い場合もある。
日本語に関心を持ち見直そうとする若者も多く情報化社会の中で手軽に調べることが出来ることが好影響を生んでいるように思える。日本語検定や語彙検定、漢字検定が注目されることも伺える。日本語は面白い。語源や語彙の語意、慣用句を初めて使用した時期や背景など調べれば切りがない。言葉は変化するものだ。常にきれいな言葉で聞き手が心地よいやさしい言い方を心掛けたい。
話題になる言葉
とんでもない          お気をつけになって      よんどころない事情
けんもほろろ          つとに知られている      流れに棹差す
閑話休題            役不足              確信犯
檄を飛ばす           姑息               憮然
押しも押されもせぬ      取り付く島もない        他山の石
怒り心頭に発す        上を下への大騒ぎ       熱に浮かされる
ぞっとしない          煮詰まる             敷居が高い
御の字              手を拱く             舌先三寸
にやける             うがった見方          失笑する
へぇ~そうなんだと思うことが楽しい。漢字を正すことは容易いが言葉遣いを指摘することは難しい。          



2012年9月14日金曜日

生物多様性国家戦略
国連生物多様性の10年 2011-2020
第65回国連総会では2011年から2020年を生物多様性戦略の実施に貢献するために生物多様性の10年とした。踏まえて2011年は国連森林年。因みに1985年も国際森林年だった。
国際年とは国際連合において採択決議されるもので特定の事項に対して重点的問題解決を世界中に呼びかけるための期間で1年と10年間のものがある。1957年国際地球観測年が最初で太陽の磁気が地球に与える影響を研究するために設定された。人種・環境・教育・平和・飢餓・自然などがテーマとなる。
2005-2015「命のため水」国際の10年。2013年は国際水協力年である。
生物多様性国家戦略は日本の自然保護の基本方針を定めてもので2010年名古屋で開催されたCOP10で採決された生物多様性の国際目標を達成しようと2012年から2020年までの新たな戦略として策定が進められてきた。2020年度までに希少動植物として新たに25種を指定、国が管轄権を持つ水域の10%を国定公園などの保護区とし海洋生物を保全する、ラムサール条約に登録している湿地に新たに10ヶ所程を追加するなど合わせて50項目で数値目標を設定している。生態系に影響を及ぼすマングースなどの外来種をまとめた「ブラックリスト」を2013年までに作成することも盛り込まれた。今月中に閣議決定される。
約30年前から森林の保全などについて懸念されてきたことが今以て問題視され続けている。経済成長が優先されたことと危機感の喪失が原因と思うが、人は追いつめられないと行動に出ることができない希少動物なのだろうか。
環境問題はこれから期間を定めることはない永遠の課題となる。





2012年9月13日木曜日

下水道の日 9.10
一年を通じて短い時間に多くの雨が降るのは8月から10月の台風シーズンである。中でも9月10日は立春から数えて220日目にあたり大きな台風が来る日とされていた。大雨に備える特別な日の一つで下水道の雨水を流すという役割に馴染みがあるということから9月10日が下水道の日と決められた。
下水道の役割
1.生活様子や事務所、工場などの汚水を集めて下水処理場に送る。汚水が滞留せず快適な生活を送るための衛生的な都市環境を作る。
2.下水処理場で水をきれいにすることによって、川や海の水質保全をすろ。下水処理場で有機物や窒素、リンなど汚れの原因を適切に除去し、赤潮やアカコの発生を防ぎ、きれいな水の環境を保ち下流域での安全な水利用を確保する。
3.浸水防止。大雨の時都市へ水がたまらないように素早く排水したり、一時貯留したり刷る事で浸水や鉄砲水から都市を守る。
4.下水道が持つ資源やエネルギーの活用。下水処理場を核とした循環型社会を目指す。
東日本大震災では下水処理場や下水管が多くな被害を受けた。被災地でトイレ使用や生活排水処理に影響が出て、使えなくなって初めて下水道の重要性を痛感することになった。都市機能が麻痺し地域経済に悪影響を及ぼすことになる。下水管や処理場などの設備の老朽化が進み、計画的な施設の整備と改築の更新と耐久化が必要。下水道は水とエネルギーの中心を担う、持続可能な循環型社会を構築するための重要なインフラである。再生水利用の他にバイオマスを使った新エネルギー創出の取り組みも進められている。                                                   朝日新聞参考


2012年9月8日土曜日

我が家のアート 1998作
そういえば我が家のパティオの隅に子どもが小学校の図工の時間に粘土で作った自分の顔のオブジェがある。年寄り臭いが少年の顔なのだ。芸術品である。





2012年9月7日金曜日

街のアート
有楽町から丸の内にかけて著名人の銅像が置かれている。コンセプトは一緒に座って話そう、だろうか。
今や丸の内は彫刻の街である。丸の内アートは三菱地所彫刻の森芸術文化財団が中心となり企画している。45年前に彫刻の森美術館が出来て間もない頃、街づくりにアートを取り入れたいとの提案を受け、1972年丸の内に彫刻を展示するようになった。40年近い歴史がある。当時は3・4点の展示だったが2000年に入り丸の内界隈の再開発や発展により作品数も5倍に増えた。2009年から丸の内仲通りは2年毎、1号館広場は3年に1度、作品の入れ替えが行われている。
街のセキュリティが良く、アートに対する理解度が高いのでいたずらはないという。
美術館側の企画や人気投票で選んだ作品、著名人の提案でテーマを決めた作品などを展示している。
今回はベンチに座っている銅像が多く、横に座って触れて一緒に写真を撮って楽しむようにできている。卓球の福原愛さん、横綱白鳳さん、プロレスのジャイアント馬場さん、俳優の小栗旬さん、歌手の美空ひばりさん、坂本竜馬さん、仮面ライダーなどがある。みんないい顔で嬉しくなってくるような企画である。
ニューヨークは彫刻が期間限定というだけでなく「あら、こんなところに」といった具合に置かれ歩いていて楽しい。太陽の下で何気に置かれたものにも惹かれる。
ブラジルのサンパウロの公衆電話のデザインが斬新でアートだ。とても面白い。このイベントはブラジルの電気通信会社Vivo主催の「call Parade」というアートプロジェクトの一環で有名無名問わず100人のアーティストが参加。それぞれが1台のアートな電話ボックスを作成し街中に展示し利用されている。Vivoのサイトで確認できる。脳・ヘルメット・ダルマ型など絶対必見。
忠犬ハチ公、上野の西郷隆盛さん、恵比寿の戎さま、三越のライオンもいいが台座に乗っていない像が好き。目黒にサンマのオブジェはいかがでしょうか。
邪魔やムダ、そう必要のないものに人の心は癒される。

2012年9月2日日曜日

ラジオ体操ブーム再来
今ラジオ体操が再び凄いらしい。あらゆる職場で取り入れるところも多く若い人からの評判がいいようだ。朝から少し体を動かすとすっきりして仕事に向かえるという。健康志向で運動不足が気になる人は多く受け入れられやすい。現在3代目となるラジオ体操はアメリカの保険会社が1923年に考案。1930年お巡りさんが広めた。ラジオから声だけで体操を発信することは異例といえる。
現在2000万人~3000万人の方が行い、青森、愛知、沖縄など各地の方言でラジオ体操のアナウンスがあり楽しく面白い。
都内では300人以上集まる個所が300箇所以上もあり、365日5時半に公園に集まってくる。健康のためでもあるがコミュニケーションの方が重視されている。毎日公園に集まるラジオ体操愛好家の間でも高齢化が進み、もっと若い人にも参加してほしいと語る人は80代で、若い人をさす年齢は50代と言っていた。また皆さま元気でスタイリッシュだ。早朝からオシャレである。
子どもの頃夏休みになるとラジオ体操は恒例で面倒だと思いつつも出席のスタンプをもらう楽しみがあった。現在夏休み中ずっと行うところは少なく、夏休み期間の1週間だけしか行わないとの答えが40%であった。行き来の安全や何かあった時の責任の所在はどこにあるのかと尋ねる保護者が多いという。世知辛い世の中だが、保護者の問いに明確に答えられる人はいない。
全ての環境において住みにくい社会である。
365日行われるラジオ体操の中ではスタンプを押してくれるところも存在し、楽しみにしている方も多くいる。こういう方々の集まる公園は緑も多くきれいだ。地域の環境保全にも役立つような気がする。
ラジオ体操に参加してみたくなったが朝ラジオ体操のための1時間半は貴重で考えるほどに挫折しそう、いや既に一瞬で挫折した。

朝顔
目黒区N邸の朝顔がひときわきれいだ。2か月前10cmほどの苗がグリーンカーテンになっている。大きく育てたり管理したりすることは難しい。主は育て上手な聡明で優しい可愛い人である。
朝顔ナス目ヒルガオ科サツマイモ属の蔓性一年草。熱帯アジア原産。奈良時代末期遣唐使が種子を薬として持ち帰る。茎は左巻き。朝顔は夏ではなくの季語。
花言葉:「愛情、平静、結束、明日もさわやかに、はかない恋、あなたに私は絡みつく」など切ないのか面倒くさいのかわかりにくい。花言葉の起源は17世紀のトルコといわれ、国や民族、色によって異なるようだ。特徴や印象に置き換えるなら私的には清々しいかな。
慣用句:「朝顔の花一時」とは花がしぼみ易いことをものの衰え易いことや儚いことにたとえた句。

東京電力料金値上げと自然エネルギー
東京電力は9月1日から家庭や商店向けの電力料金を平均8.46%引き上げた。今回の値上げは来年4月に柏崎刈羽原発が再稼働することが前提の数字で再稼働しなければ再度の値上げとなる可能性がある。環境省は8月31日、再生可能エネルギーの発電能力を増やす新目標を発表した。洋上風力・地熱・バイオマス・波力などの海洋エネルギー、4種類の発電能力を2030年に現在の6倍、1941万キロワットにするという。これは原発約20基分に相当する。脱原発社会に向け、環境省が打ち出した再生可能エネルギーの戦略だが、実現するかどうかの鍵を握っているのは経済産業省だ。経済効果を目論み設置候補地として誘致を望む自治体もあるが漁業関係者はどうだろうか。
自然エネルギーに詳しい東京大学政策ビジョン研究センターの坂田教授は「自然エネルギーは従来、送電線の整備があまりないところに適地が多い。北海道から本州に持ってくるような変電や送電も考える必要がある」と指摘する。現在、送電線は電力会社が所有している。
再生可能エネルギーの事業者が制限なく自由に使うためには電力会社から送電網を切り離す「発送電分離」が必要となる。これは、経済産業省の管轄だ。先月、有識者会議で、発送電分離の方向性が打ち出されたものの、送電網に電力会社の影響が残るような案となっている。坂田教授は「日本が持っている自然エネルギーのポテンシャルを発揮できるような省庁横断的な仕掛けを作ることが必要。相当に政治のリーダーシップ合意形成する仕組みがないと達成できない」と指摘する。
最近、管轄が違う議題がまとまったためしがない。2つを1つにまとめようとするとなぜか3つになったりする。互いの利害関係が絡む話はうんざりだ。                                          テレビ朝日報道ステーション2012.8.31参考

余談 手に入らないもの
中国で農業を営む王さんはイタリア車ランボルギーニが欲しいが高額で手に入れることが出来ず、ついに自分で作ってしまった。公道を走ることは許されないが、農薬の運搬に使用しているという。
自分の車を持ちたいということから昨年24万円でランボルギーニを手作りした陳さん。欲しいものは作る、基本中の基本が輝いている。






2012年9月1日土曜日

キャラクター・マスコットドール
めぐろと生きる水の会の副代表大森美恵子さんがマスコット人形2体(体長50㎝)を作った。制作に2か月を要した。発砲スチロールを丹念に削り、ペイントした力作である。何といっても可愛い。本日9月1日防災の日定例湧水調査でデビュー。
今後は湧水調査や子どもたちに向けた水の大切さを伝えるイベントに同行する。生まれたばかりで現在名前は考慮中。
目黒不動尊
目黒不動尊
三折坂(目黒不動尊傍)
羅漢寺川跡
湧水調査パックテスト中