2012年5月20日日曜日

安全
完璧・絶対の安全はない。原発の安全について考える。
ストレステスト・・・原発に負荷をかけて原発がどこまで耐えれるかをコンピュータ上でテストすること。
アメリカの場合
情報公開、リスクを住民説明
ベントの整備の強化を法で義務付け。
原子力規制委員会が原子炉を24時間監視体制、安全規制の強化
社会のコンセンサスを得ながら推進に取り組む。
アメリカは原子力発電104基。広い国土では社会でリスクを共有する姿勢。原子力を推進し現在も建設中。
スイスの場合
狭い国土で都市部に近い場合、原発に向き合い安全策を徹底して尚且つ廃炉方向に向かう。
ストレステストの在り方も日本とは違い、限りなく想定。爆発し放射性物質の大量放出を想定した上でテスト結果を報告する。この場合時間を要するがあくまでも安全を第一に考え再稼働の方針を決める。現在4基を有し、1期は福島と同型のものでストレステストの結果問題点が見つかる。ここの問題点は傍に川があるが、水源が一つでこの川に水が無くなることを想定した。水のなくなる確率は1万年に1度といわれる想定の対策である。貯水の改善には多額の費用がかかり、再稼働か廃炉か選択を迫られる。エネルギー源は原子力4割、水力6割、2030年には自然エネルギーと原発のコストが逆転し、20年で脱原発を目指すという。
日本の場合
メルトダウンになる前を一次評価とし、この段階で再稼働に向けて動いている。放射能放出をシミュレーションしてテストする過程は2次評価としているが、この方法自体に疑問を感じる人も多い。
全てのテストには時間を要し、この間の経済、電力供給等を考えると一次評価で結論を急ぐということになる。スイスの場合稼働しながらのテストということもあり、条件が異なるので一概にいえないがどこまで高い安全を求めていけばよいのか、安全に限りはない。
原発の安全と電力不足、経済低迷、新エネルギーへの移行の多額の費用、立場によって考え方も違ってくる。
技術の進歩は自然と共存しえないのだろうか。


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