水源から取り入れた源水を水道水にするところが浄水場で、水道水を供給する為に沈殿、ろ過及び消毒の3段階で浄水処理を行っている。
浄水場のしくみ
2.沈砂池 大きな砂や土を沈める
3.取水ポンプ 着水井に原水汲み上げる
4.着水井 取り入れた水の水量や水位を調節し 薬品混和池へ水を導く
5.凝集剤注入設備 水に混ざった砂や土等を沈めるために凝集剤(ポリ塩化アルミニウム等)を注入
6.薬品混和池 原水と凝集剤を混ぜる
7.フロック形成池 砂や土などを沈みやすいフロック(細かい砂や土などと凝集剤がくっついた大きな塊)にする
8.沈殿池 フロックを沈める
9.塩素注入設備 アンモニア態窒素や鉄などを取るため塩素を注入
10.ろ過池 砂や砂利の層で水をこしてきれいにする
11.塩素注入設備 消毒のため塩素を入れる
12.配水池 きれいになった水をためる
13.送水ポンプ 配水池に溜まっている水を給水所に送り出す
管理室 浄水場の様々な様子や各工程の水量や水質等を監視し調節する
東京都の浄水場
金町j浄水場(大正15年8月)運転開始 高度浄水処理完備
東村山浄水場(昭和35年8月)運転開始 太陽光や水力発電等を設備
朝霞浄水場(昭和41年10月開始) 高度浄水処理完備
高度浄水処理
従来型は水に薬剤を入れて異物を沈殿させ砂による、ろ過や塩素消毒後配水する。高度浄水処理はこの処理に加え、水中にオゾンを発生させ有機物などを分解、生物活性炭で細かい異物も取り除く。
断水
利根川・江戸川水系浄水場の水道水から水質基準を超えるホルムアルデヒドが検出された問題で、ホルムアルデヒドの濃度が基準値を超え、取水を停止した5カ所の浄水場は従来型の浄化法を採用していた。同じ流域でも基準を超えなかった浄水場があり、これらは高度浄水処理技術を導入しており、ホルムアルデヒドは検出されなかった。松戸市では2つの浄水場があるが処理方法が違うことにより断水にならない地域となった地域で明暗を分けた。
ホルムアルデヒドHCHO
メチルアルコールCH₃OHを酸化して得られる。刺激臭のある無色の気体。水によく溶け、40%水溶液をホルマリンという。還元性が強く、蟻酸*になる。フェノール樹脂、尿素樹脂のような合樹脂の原料に用いる。発がん性は指摘されている。
*蟻酸HCOOHカルボン酸で蟻や蜂の毒腺中、植物や細菌の生体中にある。刺すような臭気。蓚酸製造・染料工業・鞣革工業等で用いられる。
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